こんにちは、開発部所属 シカタローです。
私はGoogle Analyticsを使用したWebサイト改善手法についてご紹介したいと思います。
今回はアクセス解析ツールのGoogle Analyticsのご紹介と最初に確認するべき情報についてです。
目次
1.アクセス解析ツールの必要性
なぜそのようなツールが必要なのでしょうか。
アクセス解析ツールはWebページの改善に必要な情報を取得するためのツールです。
Webサイトは以下のような改善サイクルを回しながら成長させていきます。
問題点把握
改善策の検討・決定
改善策の適用
効果測定
このうち問題点把握と効果測定にアクセス解析ツールは効果を発揮します。
2.Google Analyticsとは
Google Analytics(アナリティクス)は、Googleが提供する無料のアクセス解析ツールです。
以下の様な情報を取得できます。
訪問したユーザ数
見られたページ数
ユーザ平均滞在時間
ユーザがWebサイトから離れやすいページ
Google Analyticsは上場企業の78%が採用しているという調査結果もあり、アクセス解析ツールの実質的なスタンダードとなっています。
3.確認するべき基本情報
Google Analyticsで確認するべき、基本的な情報を見てみましょう!
サマリの表示
Google Analyticsへログインし、サイドバーの”ユーザ”→”サマリ”をクリックすると以下の様な画面が表示されます。
以下のような情報が確認できると思います。
セッション
「サイト内を訪問してから離脱するまでの一連の流れ」を示し、同一端末のブラウザから30分以内にサイトへ複数回アクセスがあった場合は1セッションと数えます。
ユーザ数
サイトへアクセスしたユーザから重複を除いた値になります。
ページビュー数
サイトのページへの総アクセス数を示し、1セッションで3ページへアクセスした場合はページビューは3になります。
ページ/セッション
ページビュー数をセッション数で割った値です。
平均セッション時間
ユーザによるセッションの平均時間を示し、言い換えればユーザの平均滞在時間を意味します。
直帰率
1ページしか閲覧されなかったセッション(ユーザが閲覧を始めたページから他のページに移動することなくサイトを離脱したセッション)の割合です。
新規セッション率
サイト内に新規に訪問してきたユーザーの割合です。
4.おわりに
当たり前ですが、Webサイトは作って終わりではなくその後の改善が重要です。
もしGoogle Analyticsを使ってない場合、この機会に導入してみてはいかがでしょうか。
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